校長挨拶

張東

 みなさま、はじめまして。宇賢教育学院洋光台校の張東です。来日後すぐにこの洋光台に住み始めて早12年、私にとって洋光台は日本のふるさとになりました。

 二年前、中国語教室の開設を準備している時、ある学童保育を知りました。 それは、学童保育中、同時に英語・中国語・そろばん・習字などを学べる学童保育でした。子供たちは、友達と一緒に楽しく外国語を学び、そろばん等のスキルを磨きながら、放課後の時間を有益に過ごしていました。そこが宇賢教育学院でした。

 そしてこの洋光台にもそのような学童保育があったらどんなによいだろうかと思いました。放課後の時間を有効活用して学童保育の時間内に習い事ができることで、週末は各ご家庭でご家族みなさまが、ゆっくりと楽しく過ごしてほしい。このような思いから、宇賢教育学院洋光台校は誕生いたしました。

 宇賢教育学院はトライリンガル(日本語・英語・中国語)を育てる教育に力を入れています。新たに二つの外国語(英語・中国語)を学ぶことは、単に言語の習得のみならず、多様な文化を学ぶことでより広い視野を持つことができ、多角的な視点から問題解決する力を養います。宇賢教育学院では、一言語につき週三回学ぶことができます。外国語学習において学ぶ時間を多くとることは重要だと考えているためです。さらに、そろばん、習字等、お子様たちの学びが退屈にならないよういくつかのクラスをご用意しています。言語学習で左脳を、そろばんで右脳を刺激します。さらに、現在 プログラミングのクラスを準備中ですが、今後も時代の変化に応じて、、お子さまたちに新鮮な刺激をもたらせるよう柔軟に対応していきます。

 宇賢教育学院洋光台校は講師たちが一丸となって、安心できる安全で楽しい学習生活空間をご提供いたします。お子様たちの未来がいっそう豊かで明るいものになるよう願っています

# # #
副校長挨拶

田中智子

 私が宇賢教育学院洋光台校での教育が素晴らしいなと思う点が二つあります。

 一つ目は、就業しながら子育てをされている保護者さまたちとそのお子さまたちを応援している点です。 保護者さまにとってお子さまが学校の放課後や休校日に安全安心に過ごせる場所を確保する事は重要な事です。同時に「こんな習い事に挑戦をしてみたい!」という希望をかなえる選択肢をも本校は提供していきます。わたくしは0歳児を保育園に預けながら働いた経験があり、「習い事のできる学童保育」の魅力に共感しました。

 二つ目は、本校が特にトライリンガル教育に力を入れている点です。わたくし自身、多言語習得のすばらしさを実感しているからです。 中国の上海市で9年間子育てを経験しました。最初はわたくしも二人の子供も全く中国語が話せませんでした。子供たちにとっては希望したわけでもないのに、慣れない生活環境の中、英語と中国語を同時に学ぶ生活が突然始まったのです。皆さんはそれは無謀だと思われますか?子供たちは遊びや学習、交流を通して、「素直な聞こえたままの発音」で新しい言語を習得していきました。上海にはいろいろな地域や国籍の人たちが集まっていました。英語と中国語が上達するほどに人々との交流も増え、彼らの世界は急速に広がっていきました。不思議なことに、普段一緒に遊んだり学習したりしているお友達の国籍を知らないという事も多かったのです。そこには言語や国籍を超えて協力し合い、交流する世界がありました。共に学んだ仲間たちは、今ではそれぞれの地域で活躍し、情報交換も続け、互いが良い刺激になっているようです。本人たちも今でも国境を越えて仕事に勉強に頑張っています。

 今後、様々な分野において国境を越えて活躍する場面がますます増えていきます。お子さまたちが新たな言語に挑戦することは、国籍等に関係なく共感し、切磋琢磨し合える仲間が増えることでもあります。そして彼らが将来協力して世界を引っ張っていく、そんなきっかけを提供するお手伝いをさせていただきたいと考えています。

# # #